最近健康のためジョギングを始めたので、めっきりパソコンの前に座る時間がへってしまったから。
でも、おかげで2カ月間で1日10`走れるようになり運動不足も解消です
で、これからもジョギングライフを続けながら、またボチボチ韓流の話をアップしていこうと思います。
本日閉幕した『第24回東京国際映画祭』。
先週の日曜日(23日)にはハ・ジウォン&アン・ソンギ主演の『第7鉱区』が上映されました。
以前から楽しみにしていた映画なので、観てきましたよ。
場所は六本木ヒルズ。
上映開始の時間まで少し時間があったので、六本木ヒルズ周りを探索してたら1Fロビーの前に人だかりが。
映画祭絡みのムービースターの登場か。誰だろう?
とりあえずシャッターをきった。でも誰かわからない。「撮影はご遠慮願います」との関係者の制止を振り切りズームアップで再びパシャッ 奇跡の1枚が撮れました。
『第7鉱区』、いよいよ日本初公開。
『華麗な休暇』のキム・ジフン監督がメガホンをとり、『ヘウンデ』のユン・ジェギュン監督プロデュースのもと、100億ウォンの制作費をかけてCGから3Dまで国内のみで製作された韓国映画今年最大の話題作!
あらすじ(チラシから引用)
九州の西、東シナ海の大海原に浮かぶ「第7鉱区」。
石油ボーリング船エクリプス号では、“原油国”を夢見て、ヘジュン(ハ・ジウォン)ら隊員達が必死に作業を続けていた。ある日、突然本部との交信が途絶え、隊員達が次々と何者かに襲われていく。逃げ場のない閉ざされた空間で、一体何がおきているのか?
そこに姿を現したのは、謎の巨大な深海生物だった。やがてその驚くべき正体が明らかになり・・・。
ハ・ジウォン、アン・ソンギ、オ・ジホと、戦闘モード全開の表情で3人が構えるスチールポスターには、こんなキャッチコピーが。
韓国初の本格3Dアクション超大作!!
日韓共同石油開発区域に現われた巨大深海生物の正体は!?
日韓で外交問題にまで発展した実在する油田開発7鉱区海上に浮かぶボーリング船Eclipse号の乗組員たちと謎の生命体との壮絶な死闘を描いた、いわば“海洋版グエムル”のような映画でしょうか。
また、アン・ソンギが主演となると、『シルミド』や『韓半島』のような社会派ムービーの匂いも漂います。
油田開発といったデリケートな政治的問題も絡んでいそうで、「ここの石油は誰のもの?」との、国際法上の利権争いとか。まぁ、最終的には「悪いのはグエムル(バケモノ)だ!」という事で決着を見るのか、俄然、興味をそそられます。
上映開始が待ちどおしいが、入口でもらったへんてこな黒メガネが気になる。
コレかけないといけないの? 3Dだから仕方ないらしい。。。
そして、映画は始まった。
感想の前に、まず一言。
3Dは目が疲れました
なにしろ3Dは初体験だったもので・・・。
<感想(ネタバレあり)>
CGのクオリティーは高く、3D好きにはたまらないモンスターパニック映画に仕上がっていたけど、でも、見所はそれだけ。
『グエムル〜漢江の怪物』で見られた社会的メッセージは全てそぎ落とされ、見事なまでの内容が空っぽなただのモンスターバトルでしたね。登場するグエムル(バケモノ)は、漢江のグエムルよりも10倍はパワーアップされてて、銃で撃たれても、棒で刺されても、火であぶられ北京ダック状態に丸コゲになりながらも死なず、襲いかかってくる。女戦士と化したハ・ジウォンとの最後のバトルは『エイリアン2』そのもの。
日韓で外交問題にまで発展した実在する油田開発7鉱区ってなんだ?
そんな話はまったく出てこなかったな・・・。
『韓半島』では仮想李明博大統領もどきの政治家を痛烈に批判してみせる大統領役を演じたアン・ソンギ。
ここでは、なんとも薄っぺらなキャラクターで、いとも簡単にグエムルに殺されてしまうただのオヤジ役。
『反李明博政権』を掲げる進歩新党員ポン・ジュノの『グエムル〜漢江の怪物』PARA2が青瓦台の圧力?により潰された如く、もはや現政権下では社会派映画は無理なのでしょうか・・・この映画を見てそう思ってしまった。
意味深なキャッチコピーを揚げながら、単なるゲテモノ退治映画になり下がってしまった映画なんて、心に残るものは無かったですね。
評価 ★★☆☆☆
↑ ↑ ↑
コチラの方が、100倍面白い!