2013年08月01日

ポン・ジュノ監督『雪国列車』公開初日

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ポン・ジュノ監督の新作「雪国列車」(原題)が公開初日41万人の観客を集めたことがわかった。

 1日、映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると前日(7月31日)全国848か所の上映館で公開した「雪国列車」は41万8469人(売上高シェア44.7%)を集め、ボックスオフィス1位に輝いたという。

 「雪国列車」はポン・ジュノ監督が演出して国内大企業CJエンターテインメントが400億ウォン(約35億円)以上を投資した“グローバルプロジェクト”だ。ハリウッドスターのクリス・エヴァンスや世界的な女優ティルダ・スウィントン、エド・ハリス、ジョン・ハートなどが出演し、ことし映画界最高の期待作として選ばれた作品だ。

 同日公開したハ・ジョンウ主演の「ザ・テロライブ」は全国673か所で21万5799人(22.9%)を集め、侮れない勢いで後に続いた。公開初日期待以上の成績でハ・ジョンウの興行パワーを誇示している。

 前売り率では「雪国列車」が前日から60%以上の占有率を占めており恐ろしい勢いを見せたが、「ザ・テロライブ」が現場のチケット販売で強気を見せる雰囲気だ。

 なお、1日午前8時30分現在、リアルタイム前売り率は「雪国列車」が63.1%、「ザ・テロライブ」が12.3%となっている。


<予告編>


ストーリー
気象異常ですべてが凍りついた地球。生き残った人々を乗せた列車1台が終わりなく軌道を走っている。寒くて飢えた最後尾車両の人々がいる一方、酒に麻薬に派手に楽しむ人々…列車の中の世界は決して平等ではない。列車が走りはじめて17年目。最後尾車両にいる若い指導者カーティス(クリス・エヴァンス)は長い期間かけて準備してきた暴動に乗り出す。列車の心臓部であるエンジンを目指して…。


初日41万8469人動員て凄いけど、その評判はどうなんだろう?
韓国のネットでのレビューを観る限り☆満点も当然あるけど、☆ゼロの酷評も多く見られます。
“思ったより哲学的でパク・チャヌク風だが完成度は高くめったに見られない韓国映画”との高評価の一方、“政治風刺や社会風刺が露骨で・・・たしかにそれはそうだが野暮ったいですね。残酷なシーンも多く・・・それはそうとハリウッドスターを使う必要があったの?”とか“売国映画”との厳しい評も。
どうやらただの娯楽アドベンチャーではなさそうで、評価が割れる、やはりいつもの“異才ポン・ジュノ的映画”なのでしょうか。
いや、“ポン・ジュノの新たな一面を観た”との感想もあるように、進化した“異才ポン・ジュノ的映画”なのかも知れない。
さて、世界はどう観るだろう。日本での公開が待たれます。

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posted by ぱらむじぇいぴー at 22:43| 韓国映画


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