韓国で今年1月23日に公開されたコメディー映画『極限職業』が17日、観客動員数の累計が1453万人を記録。『国際市場で逢いましょう』(2014年、1426万人)、『神と共に―罪と罰』(17年、1441万人)の成績を次々と超え、観客動員数歴代2位に浮上しました。今や動員数歴代1位の『鳴梁』(邦題「バトル・オーシャン海上決戦」14年、1761万人)の記録に迫る状況となっています。
『極限職業』は解散の危機に直面した麻薬捜査担当チームの刑事5人が、麻薬組織検挙のためフライドチキン店を始めたものの、おいしいと全国的に評判となっていくコメディー捜査劇。主役の刑事らをアクの強い個性派のリュ・スンリョン、イ・ハニらが演じていますが、トップ俳優不在で、しかも骨太な社会派でもない、ただ「笑える映画」でこれほの大ヒットを記録した背景には経済不況や就職難で苦境に立たされた韓国民が現状への不満の吐け口として笑いを求めているっ事でしょうか。何れにしろ日本公開時には是非劇場へ足を運びたいと思います。
<韓国映画『極限職業』予告編1>
<韓国映画『極限職業』予告編2>
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